興梠慎三クロスバー直撃…ACL決勝の前半、ビッグチャンス到来も埼スタ6万人悲鳴

浦和の興梠慎三(右)【写真:ロイター】
浦和の興梠慎三(右)【写真:ロイター】

本拠地・埼スタでACL決勝第2戦、サウジ1部アル・ヒラルと対戦

 浦和レッズは5月6日、埼玉スタジアム2002でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦でサウジアラビア1部アル・ヒラルと対戦した。長い時間、相手にボールを持たれる展開となりながらも、前半30分にFW興梠慎三が決定機を迎えた。

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 アウェーでの初戦を1-1と引き分けて、第2戦を迎えている浦和。第2戦でも、アル・ヒラルにボールを保持される我慢の展開となっている。相手に押し込まれる展開になりながらも粘り強く対応してカウンターの機会を伺う浦和が、前半30分にビッグチャンスを作る。

 日本代表DF酒井宏樹が右サイドで寄せてきた相手をかわし、深くまで侵入する。ゴール前に速いボールを入れると、第1戦で値千金のゴールを挙げていた興梠が飛び込んだ。高いボールに対して右足でアクロバティックに合わせた興梠だったが、鋭いシュートはクロスバーを叩き、先制ゴールとはならなかった。

 メインスタンドの一角を除き、真っ赤に染まった埼玉スタジアムは、酒井が右サイド深くに侵入した際に息をのみ、興梠のフィニッシュがクロスバーを叩くと、「あー!」と悲鳴のような叫びとなり、得点が決まらなかったことを惜しがった。

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