ナポリ22歳FWがセリエA優勝後に涙 海外注目「プレッシャーの激しさを物語っている」
ナポリが33年ぶりのリーグ制覇
イタリア1部ナポリは現地時間5月4日、セリエA第33節でウディネーゼと対戦し、1-1で引き分けた。勝ち点1を積み上げ、リーグ優勝を決めたなか、ジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリアが流した涙に注目が集まっている。
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クワラツヘリアは今季、母国ディナモ・バトゥミからナポリに完全移籍で加入すると大ブレイク。リーグ戦29試合に出場して12ゴール10アシストを記録し、左ウイングを主戦場に活躍を見せてきた。
試合は前半13分にウディネーゼが先制ゴールを奪うも、後半7分にナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンが同点ゴールを決めて1-1でタイムアップ。ナポリが勝ち点を80とし、33年ぶりのリーグ制覇を成し遂げた。
そんななか、セリエA公式ツイッターでは、ロッカールームにて1人で涙を流すクワラツヘリアに注目。母国ジョージアの国旗を身に纏った22歳は、人目をはばかることなく涙を流した。
イタリアメディア「Fanpage.it」でもクワラツヘリアが涙を流した瞬間に注目し、「ここ数日で必然的に蓄積されたアドレナリンとプレッシャーの激しさを物語っている」と、リーグ制覇への重圧から解放された様子を伝え、「ナポリのスクデット獲得の偉大な主人公の1人」と称賛した。
また、イタリアメディア「Football Italia」では、「初めてのセリエAシーズンでのインパクトはまさに驚異的だった」とクワラツヘリアに賛辞を送り、「ロレンツォ・インシーニェをアップグレード」と、昨季までナポリに在籍した元イタリア代表FWの穴を埋める以上の活躍を強調した。
33年ぶりのリーグ制覇に大きく貢献をしたクワラツヘリア。今季大ブレイクした若きアタッカーの今後の活躍にも注目だ。