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「日本に敬礼」 生涯現役で躍動…80歳以上シニアサッカーリーグに海外脱帽「世界中が見習うべき」
「アクティブライフの限界に挑戦する日本のシニア選手」を海外特集
56歳の現在もポルトガル2部UDオリヴェイレンセ でプレーする「カズ」こと元日本代表FW三浦知良の鉄人ぶりは世界的にも注目を集めるなか、日本で行われている80歳以上のシニアサッカーリーグに海外メディアが注目し、「これは励みになる」と称賛の声が上がっている。
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香港の英字紙「South China Morning Post」は、日本サッカー殿堂入りを果たし、83歳の現在もプレーする野村六彦氏を紹介。「83歳の日本人サッカー選手、年齢は単なる数字に過ぎないことを証明」と特集を組んでいる。
野村氏は中央大学を経て、1963年に日立製作所に入社すると、1965年に日本サッカーリーグ(JSL)で14試合15得点の活躍を見せて初代得点王に輝いた。1972年度にはJSL1部と天皇杯で日立の2冠に大きく貢献し、同年に年間最優秀選手賞(フットボーラー・オブ・ザ・イヤー)を受賞。引退後は監督として日立で3シーズン指揮を執り、1992年からはJリーグのマッチコミッショナーも務めるなど日本サッカーの発展に尽力してきた。
現在は、SFL80(80歳以上の部)東京都シニアサッカーリーグでプレーするなか、記事では「2023年4月12日に開幕した東京都のサッカーリーグ『SFL(Soccer For Life)』の80歳以上の部に、野村選手は所属している。83歳の選手とチームメイトは、世界でも有数の高齢化社会である日本で、アクティブライフの限界に挑戦するシニアの1人だ」と驚きをもって伝えた。
「South China Morning Post」の公式YouTubeチャンネルでは、実際にプレーしている映像を公開。80歳以上の選手たちが華麗にボールを運び、巧みなキックや球際で競り合う姿なども紹介している。海外ファンも脱帽した様子で、「これは驚きだ」「日本に敬礼」「これは励みになる」「世界中が見習うべき」など絶賛のコメントが相次いでいる。