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「全体を見渡すことができる」リベロ長谷部が躍動 好調のケルン大迫を封殺し、1−0勝利に貢献
「経験でカバーできる」とベテランの妙味
リベロの役割について「中盤より一個下がっているのでプレッシャーが少ないですし、全体を見渡して余裕を持ってパスが出せるというのはあります」とやりやすさを感じている部分もあるようだ。
リベロで新境地を開拓し、独地元メディアからは「ジャパニーズ・ベッケンバウアー」と伝説的な西ドイツ代表時代の名手と比較して絶賛する声が上がるほど。その一方で、キャプテンを務める日本代表では不動のボランチを務めている。
双方での役割の違いについて問われると「そこに関しては切り替えてやっていきます。経験でカバーできる部分だと思う」と揺るがぬ自信を見せた。過去にもクラブではサイドバック起用が続いた時期もあっただけに、対処法は心得ているようだ。
好調ケルンに今季二つ目の黒星を付けたフランクフルト。ケルンと同勝ち点18の7位につけ、上位進出を虎視眈々と狙う。最後尾からチームを支える長谷部の存在感が日に日に大きくなっている。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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