ブラジル代表、アンチェロッティ監督招聘の可能性 レアルが話し合い許可と現地報道
ルイス・エンリケ氏らも候補、5月25日までに新監督を決定したい考え
スペイン1部レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督は、ブラジルサッカー連盟(CBF)がブラジル代表の次期監督にリストアップしていると報じられてきた。レアルとの契約が2024年6月末まで残っているなか、クラブはイタリア人監督にCBFの話を聞く許可を与えたという。ブラジルメディア「UOL」が報じた。
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成績不振に陥っていた2月中旬、アンチェロッティ監督はレアルから将来の様子を確認されていたという。舞台裏でアンチェロッティ監督は、レアルでの役割を全うすることを決断したというが、レアル側はブラジル代表を率いるチッチ監督の後任を探すCBFの話を聞く許可をしたという。
一時期、レアルはアンチェロッティ監督の手腕を疑問視。イングランド1部チェルシーが次期監督として関心を示しているとされるアルゼンチン人のマウリシオ・ポチェッティーノ監督の可能性を模索していたようだ。
この時以降、アンチェロッティ監督は自身の未来がレアルとともにあることをインタビューで明確に話すようになった。レアルはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で4強まで勝ち進み欧州の頂点を狙える状況にあることから、現在ではクラブとの関係が改善された模様だが、いかなる決定もシーズン終了後に行われるという。
CBFは、今でもアンチェロッティ監督との契約を最優先しているとされ、5月25日までに新しい監督を決定したい考えと報じられている。アンチェロッティ監督との合意が取れなければ、CBFは次の選択肢に移る見込みで、フェルナンド・ディニス氏、ルイス・エンリケ氏、ジョルジ・ヘスス氏、アベル・フェレイラ氏らの名前が挙がっているという。彼らはいずれも現時点で正式な打診を受けてはいないというが、今月中にもブラジルの新監督は決まることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)