三笘薫、前節途中出場に理解も…「不可欠な選手にならないといけない」と語った理由は?
5月4日のユナイテッド戦はスタメン出場なるか
イングランド1部ブライトンは、現地時間5月4日にプレミアリーグ第28節延期分でマンチェスター・ユナイテッドと本拠地で対戦する。前節にベンチスタートとなった日本代表MF三笘薫は、「もっと不可欠な選手にならないといけない」とクラブ公式サイトのインタビューで語っている。
今季好調のブライトンはリーグ戦で暫定8位につけており、来季の欧州カップ選出条件獲得に向けて快進撃を続けている。FAカップでは準決勝へと駒を進めたが、現地時間4月24日に行われた試合でマンチェスター・ユナイテッドに敗れ(0-0/PK6-7)、40年ぶりの決勝進出は逃した。
そんな両者がプレミアリーグの舞台で再び顔を合わせる。ロベルト・デ・ゼルビ監督は4月29日の第34節ウォルバーハンプトン戦で三笘、MFアレクシス・マック・アリスター、MFモイセス・カイセドといった主力選手を先発から外す温存策をとりながらチームは6-0で大勝。“赤い悪魔”に挑むリベンジマッチでは、三笘らが先発に復帰する可能性が高いと現地メディアでも報じられている。
三笘はブライトン公式サイトのインタビューで、ウォルバーハンプトン戦について「僕たちは素晴らしいグループだと証明した。スタメンとベンチスタートのメンバーにほとんど差はない」とコメント。「次(マンチェスター・ユナイテッド戦)がどうなるか分からないけど、普段のスタメンメンバーは緊張感があると思う」と語った。
また、三笘は主力温存に理解を示しつつも、疲労などを超越して常に起用される選手にならないといけないとの思いもにじませている。
「チームに影響をもたらしたいという思いはある。でも、僕らはチームのためにプレーしないといけない。ベンチから出場すれば相手は疲れていて、自分はフレッシュだから、よりアグレッシブにプレーできる。カイセドとマック・アリスターもスタメンではなかったから、その采配は理解できる。でも、普段通り出場している選手もいた。もっと不可欠な選手にならないといけない」
三笘は来たるユナイテッド戦でどのようなプレーを見せてくれるだろうか。