ベンフィカは「鎌田との契約に近い位置にいる」 1年越しの“本気度”を現地紙指摘

フランクフルトの鎌田大地【写真:ロイター】
フランクフルトの鎌田大地【写真:ロイター】

ベンフィカは昨季も鎌田にアプローチ

 日本代表MF鎌田大地は、今季限りでドイツ1部フランクフルトとの契約が満了を迎える。移籍金ゼロで獲得できることから、多くのクラブが獲得に関心を示しているが、ポルトガル1部ベンフィカが移籍先の最有力候補に挙がっており、ポルトガル紙「A BOLA」は、鎌田の要求を満たせるとして具体的な要求の内容も報じている。

 昨季にフランクフルトのUEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝に貢献した鎌田は、今季も公式戦41試合に出場して13得点5アシストを記録し、存在感を放っている。ドイツ1部ボルシア・ドルトムントやスペイン1部アトレティコ・マドリードなどのクラブが移籍先として浮上しているが、昨夏にも鎌田の獲得に迫ったベンフィカは1年越しの獲得に近づいているようだ。

 記事では、「日本人選手は1000万ユーロ(15億円)から1200万ユーロ(18億円)の契約金と年俸300万ユーロ(約4億5000万円)と、キャリアを安全なものとする2028年までの長期契約という高額なサラリーを要求している」と報じるとともに、「ベンフィカが最も鎌田との契約に近い位置にいる」と伝えた。

 記事の最後では、「交渉はとても難しい。それでもイーグルスは信じている」と、ベンフィカが交渉がまとまるまで諦めないことを強調した。ポルトガル1部スポルティングでは、日本代表MF守田英正が活躍を見せているなか、ポルトガルのビッグクラブに鎌田も移籍することになるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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