久保建英は「ナチョにとって頭痛の種」 レアル専門メディアが称賛「日本人アタッカーは主役を担った」
ソシエダはレアルに2-0で勝利 久保は古巣相手に決勝ゴール
スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間5月2日、ラ・リーガ第33節でレアル・マドリードと対戦し、2-0で勝利した。日本代表MF久保建英は、古巣対決で先発を飾った中、後半2分に値千金の決勝ゴールを記録。レアル専門メディアは「久保がレアルを仕留め、フロレンティーノの関心を手繰り寄せた」と見出しを打ち、昨季まで在籍した久保は「頭痛の種」だったと指摘している。
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今季ソシエダに完全移籍で加入した久保は、対戦相手として3年間在籍したレアルを迎え撃った。そして後半2分、古巣を面食らわせる。相手DFミリトンがバックパスで犯したミスを逃さなかった久保は、ダイレクトで左足のシュートをゴールネットへ流し込んだ。その後、同40分にFWアンデル・バレネチェアが追加点を決め、2-0で勝利。久保の今季8ゴール目が、古巣を撃破する重要な決勝点となった。
レアル専門メディア「ディフェンサ・セントラル」は「久保がレアルを仕留め、フロレンティーノの目線を奪った」と見出しを打ち、「日本人アタッカーはレアレ・アレーナの夜で主役を担った1人だ」と取り上げている。「この試合は、マドリードへの復帰が噂されているクボにスポットライトが向けられていた。それによって明らかに彼はやる気に満ちていた」と説明した。
また、「タケ・クボはナチョ・フェルナンデスにとって頭痛の種だった。ナチョは、最も醜い選手としてピッチで踊る羽目になった」と、マッチアップしたDFナチョ・フェルナンデスが久保に翻弄されたと指摘している。久保にとって古巣レアルを相手に決めたゴールは当然思い入れ深いものとなるだろうが、それ以上にソシエダにとってUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内に向け、非常に重要なゴールにもなった。