「マドリードがタケフサ・クボの再獲得を検討」 古巣レアル撃破の決勝弾…移籍市場の“動向”に海外注目
ソシエダはレアルに2-0で勝利 久保は古巣相手に決勝ゴール
スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間5月2日、ラ・リーガ第33節でレアル・マドリードと対戦し、2-0で勝利した。日本代表MF久保建英は、古巣対決で先発を飾った中、後半2分に値千金の決勝ゴールを記録。この活躍を受け、海外メディアは「マドリードがタケフサ・クボの再獲得を検討」と見出しを打って取り上げている。
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ソシエダはレアルとの重要な上位対決を迎えたが、久保にとっては2019年から昨季までの3年間在籍した古巣との対決に。そんななか、久保が後半2分にスコアを動かす。相手DFミリトンがバックパスで犯したミスを逃さなかった久保は、ダイレクトで左足のシュートをゴールネットへ流し込んだ。その後、同40分にFWアンデル・バレネチェアが追加点を決め、2-0で勝利。久保の今季8ゴール目が、古巣を撃破する重要な決勝点となった。
殊勲の久保に関して、海外メディア「Be Soccer」は「マドリードがタケフサ・クボの再獲得を検討」と見出しを打ち、次の移籍市場での動向に注目。記事内ではレアルのカルロ・アンチェロッティ監督の試合前の会見でのコメントを紹介しており、「(久保の再獲得を)検討している。非常に良いプレーをすることは知っているが、レアルでは出場時間を見出すことが非常に難しいことも把握しているので、数か月後に、また話し合うつもりだ」と、久保への関心を明言していた。
一方、ソシエダのイマノル・アルグアシル監督に、久保を売却する意思が一切ないことについても説明。久保はソシエダとの契約を2027年まで残しており、違約金も6000万ユーロに設定されていることから、現状では移籍実現の可能性は不透明ではあるものの、残りの試合の活躍次第では、レアルが再獲得を決断する展開もありえるかもしれない。