「クボのリベンジ」 古巣レアルへの“恩返し弾”、値千金の今季8点目に現地注目「喜びを抑えようと…」
ソシエダはレアルに2-0で勝利 久保は古巣相手に決勝ゴール
スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間5月2日、ラ・リーガ第33節でレアル・マドリードと対戦し、2-0で勝利した。日本代表MF久保建英は、古巣対決で先発を飾ったなか、後半2分に値千金の決勝ゴールを記録。スペイン大手紙は「クボのリベンジ」と大々的に見出しを打って取り上げている。
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昨季まで所属していた古巣レアルとの大一番に臨んだ久保は、後半2分に決定的な仕事をやってのける。相手DFエデル・ミリトンがバックパスで犯したミスを逃さなかった久保は、ダイレクトで左足のシュートをゴールネットへ流し込んだ。その後、同40分にFWアンデル・バレネチェアが追加点を決め、2-0で勝利。久保の今季8ゴール目が、古巣を撃破する重要な決勝点となった。
スペイン大手紙「マルカ」は「クボのリベンジ」と大々的に見出しを打ち、「この日本人は、白い巨人を離れてから数か月後、8ゴール目でマドリードを退け、CLへと導こうとしている」と、出番に恵まれず昨夏に去ったレアルを相手に、久保が恩返し弾という形でリベンジを達成したと取り上げている。
また、ゴールを決めたシーンに関して、「日本人選手は、古巣へのゴールに喜びを抑えようとしたが、CL出場に向けた大きな1歩であることを認識していた」と、レアルへのリスペクトを示す姿勢は見えたが、感情を抑えきれない様子にも注目していた。消化試合のズレはあるものの、レアル戦の勝利で4位ソシエダは5位ビジャレアルに暫定で勝ち点8差をつけており、悲願のUEFAチャンピオンズリーグ出場権の獲得にまた1歩近づいた。