「今週最も奇妙なゴール」 ムバッペ“無人弾”、GK痛恨シーンに海外注目「笛に気づかなかった」
ロリアン戦で相手GKからの“プレゼント”で今季23得点目をマーク
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペは現地時間4月30日のリーグ第33節ロリアン戦で相手GKからの“プレゼント”で今季23得点目をマークした。
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PSGは前半15分に先制を許し、さらに同20分にDFアクラフ・ハキミが退場となるなど劣勢の展開を強いられた。そうしたなかで迎えた迎えた同29分、ムバッペが敵陣ペナルティーエリア内でドリブルを仕掛け、相手DFに倒された。この場面で主審はホイッスルを吹かず、ムバッペに対して立ち上がるようジェスチャーをしてノーファウルを強調した。
しかし、この直後にゴールが生まれる。ボールを持っていたロリアンのGKイヴォン・ムボゴはすぐ隣にムバッペがいるにも関わらず、ボールを手から離し、ピッチに置いてプレーを再開しようとした。ムバッペはすぐさまこのボールをかっさらい、無人のゴールへと蹴り込んだ。ムボゴはムバッペの転倒のあとでプレーが止まったと勘違いしていたようだが、ゴールは認められている。
オランダ紙「AD」は「キリアン・ムバッペがイヴォン・ムボゴから得点をプレゼントされる」としたうえで「今週最も奇妙なゴールは間違いなくパルク・デ・プランス(PSGの本拠地)のものだろう」「28歳のスイス人(ムボゴ)は主審が笛を吹いていないことに気づかなかった」などと伝えた。
なお、試合はその後にロリアンが2得点を奪い、3-1で首位のPSGを下している。ムボゴの“奇妙な”ミスが敗因となることはなかった。
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