マンU監督、今夏の補強ポイントは「誰もが知っている」 「シーズンを通して不足」と指摘したのは?
テン・ハフ監督が言及「前線を改善できる者が必要」
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは、夏の移籍市場で新たなセンターFWの補強が必要だとされている。トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインやナポリのナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンへの関心が報じられているが、エリック・テン・ハフ監督は「誰もが知っている」と、補強ポイントであることを認めた。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。
4月27日に行われたプレミアリーグ第33節のトッテナム戦(2-2)で、ユナイテッドのサポーターは「6月にまた会おう!」とケインに向かってチャントした。新たなセンターFWを補強する必要性について問われたテン・ハフ監督は「誰もが知っていることだと思う」とコメントし、「シーズンを通じて私たちに9番が不足していたのは、秘密ではなかった」と続けた。
「まず、(クリスティアーノ・)ロナウドのドロップアウトがあった。そこにアントニー・マルシャルが頻繁に起用できなくなり、ジェイドン・サンチョも起用できなかった。そうすると前線の選手が足りなくなった。少ない選手たちで私たちは多くの試合を戦わなければいけなかった。チームを強化する前線の選手が間違いなく必要だ。たくさんのやり方がある。典型的な9番として、ラッシュフォードはプレーできるし、アントニー・マルシャルも素晴らしい9番だ。その役割をこなせる選手はいるが、攻撃的なインパクトを与えられる選手、質の高い選手、前線を改善できる者が必要だ」
来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に近づいているユナイテッドだが、新シーズンは絶対的な得点源となる選手を補強することができるだろうか。
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