「キョウゴのことを分かっている」 セルティック監督、古橋の去就について言及「希望としては…」
スコティッシュカップ準決勝で宿敵のレンジャーズ戦を控える
スコットランド1部セルティックは、4月30日にスコティッシュカップ準決勝でレンジャーズと対戦する。この試合を前にセルティックのアンジェ・ポステコグルー監督がFW古橋亨梧について語った。スコットランド紙「Scotsman」が報じた。
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MF旗手怜央が復帰予定であることからも注目の一戦は、セルティックの得点源である古橋の先発出場も確実視されている。今季の古橋はリーグ第6節のレンジャーズ戦は負傷で前半5分にベンチに退いたが、今年1月の第20節の対戦(2-2)では1得点を記録。また、4月8日の第31節に3-2で勝利した際は、2ゴールをマークした。2月26日のリーグカップ決勝でも、チームの全2点を挙げて2-1の勝利に貢献している。
今季、4度の対戦でレンジャーズから計5得点している古橋だが、この試合でも決めるとオールド・ファームで4試合連続ゴールを挙げることとなる。この記録は1994年に元スコットランド代表FWジョン・コリンズが達成して以来、両チームで誰も成し得ていないことだ。
古橋についてポステコグルー監督は「私はキョウゴのことを分かっている」と切り出し、「もし彼が日曜日の試合以外のことを考えていたら、私にとっては大きな驚きだ。そして、それが私たちの取り組むべき姿勢を示している。常に言ってきたように、私の役割はこのチームをしっかり準備して、選手たちを最高の状態に仕上げることだ。何が起こっても、それと向き合い、始めたことを続けられるようにやり過ごしていく」と語った。
さらに「私はここにいてくれるか、いなくなるかということは考えない。見ているのは、今、ここにいる選手たちだ。もちろん希望としてはとても長く留まってくれることだが、彼らがここに居続ける限り、私は彼らを後押しして彼らのキャリアでも最大限を引き出せるようにする。もちろん、キョウゴもその1人だ」と、続けた。
移籍の話題も尽きない古橋に対し、その取り組みを称賛するとともに留まってほしいという意向も示したポステコグルー監督。昨季、達成できなかった3冠に向けた大一番となるレンジャーズとの準決勝で、古橋は29年ぶりの記録を達成できるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)