鎌田大地、フランス名門マルセイユも獲得興味か 現地報道「スタイルに必要な資質をすべて備えている」
ベンフィカが獲得競争をリードと報道されている
ドイツ1部フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地は今季限りで契約満了を迎え、退団することが決まっている。移籍先候補にはポルトガル1部ベンフィカ加入が濃厚とも伝えられているなか、フランスの名門マルセイユも獲得に関心を示しているとフランスメディア「Le10Sport」が報じている。
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鎌田は昨季UEFAヨーロッパリーグ(EL)制覇に大きく貢献したことから評価を高め、昨夏にも移籍の噂が過熱した。しかし、移籍目前にオリバー・グラスナー監督から引き止められ、今季もチームに残留していた。
契約満了を迎える今夏にはフランクフルトからの退団が決定しており、ドイツ1部ドルトムントやスペイン1部アトレティコ・マドリードなどが移籍先として候補に挙がっていた。争奪戦の様相を呈するなかでポルトガルメディア「A Bola」などによれば、すでにベンフィカとの交渉は始まっており、同クラブが鎌田獲得のポールポジションに付けているという。鎌田はブンデスリーガならバイエルン・ミュンヘンのみを希望したため、ドイツ国内での移籍は白紙になったとも伝えられている。
その一方で「Le10Sport」によれば、フランスの名門マルセイユも鎌田に関心を持っているクラブの1つだという。同クラブは今夏の移籍予算が限られていることもあり、フリーで獲得できる鎌田に目を付けているようだ。「この26歳の日本代表MFはイゴール・トゥドゥール(監督)のスタイルに必要な資質をすべて備えている」との評価を受けている。
ただし、同メディアによれば鎌田の獲得の競争は激しく、争奪戦においてはポルトガルリーグ首位を走り、今季のUEFAチャンピオンズリーグでベスト8の実績を残したベンフィカがマルセイユを完全にリードしているというのが現実のようだ。
ドイツ国内外のビッグクラブからの視線を集める鎌田。新天地にどこを選ぶのか。その決断の行方に注目が集まっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)