ベンフィカ指揮官、来季“加入噂”鎌田大地のコメント拒否 「話をするつもりはない」
鎌田は今季限りでフランクフルトを退団
ポルトガル1部ベンフィカは、今シーズン限りでドイツ1部フランクフルトを退団する日本代表MF鎌田大地の獲得に最も近いクラブの1つとされている。鎌田の加入について問われたベンフィカのロガー・シュミット監督は、コメントを拒否した。ドイツメディア「Welt」が報じた。
鎌田は夏の移籍市場においてフリーで獲得できることから、スペイン1部バルセロナ、アトレティコ・マドリード、イングランド1部リバプールからの関心も報じられている。そうしたなか、ドイツ紙「ビルト」は、昨夏に選手との契約合意に達していたベンフィカが、新天地の最有力候補となっていると伝えた。
プリメイラ・リーガで2位のブラガに勝点差6をつけて首位に立つベンフィカは、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場も有力で、鎌田の希望も満たすと見られる。来シーズン日本人MFを加える可能性を問われたシュミット監督は、「ここでほかのクラブに所属している選手についての話をするつもりはない」と、コメントを拒否した。
そして、「私たちが舞台裏で来シーズンのことを考えていることは明白だ。でも、私はここでのこと、そして今に集中している」と、来季に向けた補強に動いていることを認める一方で、その詳細は明かすつもりがないとしている。
PSVを指揮していた時に、現ドイツ1部フライブルクの日本代表MF堂安律とも仕事をしていたシュミット監督が、鎌田についてどのように考えているかは興味深いところだが、具体的な話が聞けるまでには、もうしばらくかかることになるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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