興梠慎三、殊勲のACLアウェーゴール弾を元同僚称賛 「野生的なFWなんだけど頭いいんだよな」
南葛SCのMF関口訓充がツイッターで興梠を称賛「シンゾーいいぞぉー」
浦和レッズは現地時間4月29日、敵地でのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第1戦でアル・ヒラル(サウジアラビア)と対戦し、1-1で引き分けた。1点ビハインドのなか、後半8分にFW興梠慎三に同点ゴールが生まれ、MF関口訓充(南葛SC)は「野生的なFWなんだけど頭いいんだよな」と元同僚を称えている。
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立ち上がりから押し込まれた浦和は、前半13分に先制ゴールを許してしまう。興梠も前線で奮闘したが決定機に足を滑らせてしまう場面もあり、なかなかポイントを作れずに厳しい状況に追い込まれた。
そのなかで、浦和を救ったのはベテランの興梠だった。後半8分、自陣からのつなぎでMF大久保智明にボールが入ると興梠を狙ったスルーパス。これは相手DFに弾かれたが、そのボールが背後のスペースをカバーしようとしていたGKと入れ替わるようなボールになりゴール方向へ。これがゴールポストに当たって跳ね返ると、興梠が押し込んで貴重なアウェーゴールになる同点弾に。興梠はこれがACL通算27得点目で、日本人最多記録を更新した。
2013、14年に浦和で同僚だった元日本代表MF関口は、自身のツイッターで「シンゾーいいぞぉー。野生的なFWなんだけど頭いいんだよな」と元同僚を称賛。5月6日に埼玉スタジアムで行われる第2戦に向けて、「埼スタでの試合はかなり盛り上がるし熱い試合になるやろな! あのサポーターが作り上げる雰囲気は日本一だからな。応援してますよー」と言葉を続けた。
データ分析会社「オプタ」によれば、浦和がACLで優勝した過去2回(07、17年)の決勝戦では、いずれもアウェーの第1戦で1-1のスコアで引き分け。果たして、今回も優勝を手繰り寄せることができるだろうか。