三笘は途中出場でも「見ていて心躍る選手」 ドリブルで見せ場を英称賛「観客を沸かせた」

ウォルバーハンプトン戦の後半途中から出場した三笘薫【写真:Getty Images】
ウォルバーハンプトン戦の後半途中から出場した三笘薫【写真:Getty Images】

ブライトンはウォルバーハンプトンに6-0の大勝

 イングランド1部ブライトンは、現地時間4月29日に行われたプレミアリーグ第34節ウォルバーハンプトン戦で6-0と大勝した。日本代表MF三笘薫は後半10分から途中出場。現地メディアは三笘に対して、「見ていて非常に心躍る選手」「観客を大いに沸かせた」と称賛の言葉を送っている。

 三笘は今季、プレミアリーグ初挑戦にしてすでに7ゴール4アシストをマーク。シーズン日本人最多得点記録を更新している。一方、ウォルバーハンプトン戦では、過密日程の中でフル出場が続いていたこともあり、16試合ぶりにスタメンを外れた。

 そのなかで、ブライトンは試合開始早々からゴールラッシュを見せる。前半6分、MFデニズ・ウンダフが先制点を奪うと、さらに同13分、26分にMFパスカル・グロスがネットを揺らす。同39分、後半3分にはFWダニー・ウェルベックがゴールを記録。5得点のリードを得た後半10分に三笘が投入されると、同21分に相手GKへのプレッシャーをかけたプレーからウンダフの2得点目を演出した。持ち味のドリブル突破も限られた時間で幾度となく見せつけた。

 試合は最終的に6-0とブライトンの圧勝で幕を閉じた。現地メディア「Sussex Express」は、ウォルバーハンプトン戦に出場した選手を10点満点で評価。途中出場の三笘には「7点」を与えており、「見ていて非常に心躍る選手だ。彼が最初に考えることは、常に相手DFに向かっていき、問題を引き起こすことだ。観客を大いに沸かせた」と惜しみない称賛を送っている。

 ブライトンは現在8位だが、UEFAヨーロッパリーグ(EL)出場圏の5位トッテナムとは、勝ち点2差で消化試合を2試合多く残している。欧州大会の出場に向け、これ以上ない快勝劇を見せた。

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