冷遇から一転、シュバイニーのマンU練習参加を許可 モウリーニョ「人間的でプロフェッショルなもの」
モウリーニョ体制で不遇の時を過ごしてきたシュバインシュタイガー
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が、戦力外としてきたバスティアン・シュバインシュタイガーをトップチームの練習に参加させることを決定した。自身の決断について「人間的で、プロフェッショルなもの」と語っている。英公共放送「BBC」が報じた。
元ドイツ代表キャプテンは、昨夏にルイス・ファン・ハール前監督の肝煎りでユナイテッドに加入。下部組織から一筋だったバイエルン・ミュンヘンを離れて、初の国外移籍の道を選んだ。1年目は31試合に出場したが、今夏発足したモウリーニョ新体制の下では戦力外となり、トップチームの練習に参加できず、UEFAヨーロッパリーグでは登録メンバーから外れるなど冷遇されてきた。
しかし、チームがリーグ戦8位と苦しむなか、ついにシュバインシュタイガーに声がかかった。今週、チーム練習に復帰。主将FWウェイン・ルーニーらとともに笑顔を浮かべて練習に臨んだ。態度を軟化させたモウリーニョ監督は「シュバインシュタイガーは戻ってきた」とシュバイニーの復活を宣言。「人間的で、プロフェッショナルな決断」と語った。
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