三笘薫VSポルトガル代表DFの注目対決! “リベンジマッチ”に英注目「もし警告を受ければ…」
ウォルバーハンプトン戦でDFセメドと再び対戦か
イングランド1部ブライトンは、現地時間4月29日にプレミアリーグ第34節でウォルバーハンプトンとホームで対戦する。好調の日本代表MF三笘薫は前回の対戦時に退場に追い込んだポルトガル代表DFネルソン・セメドとのマッチアップが予想される。
三笘は23日に行われたFAカップ(杯)準決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦(0-0:PK6-7)ではイングランド代表DFアーロン・ワン=ビサカとの1対1で封殺され、得点に絡むことができなかった。試合後には三笘自身もワン=ビサカとの勝負に完敗だったと語っていた。
しかし26日のプレミアリーグ第33節ノッティンガム・フォレスト戦(1-3)で、三笘は対峙したDFネコ・ウィリアムズを得意のドリブルで圧倒した。ブライトンのゲームにおいて、三笘と相手チームの右サイドの選手のマッチアップは見逃せない注目ポイントの1つとなっている。
そしてウォルバーハンプトン戦で三笘との対戦が予想されるのはポルトガル代表DFセメドだ。昨年11月の第15節ではスピードに乗った三笘の体を背後から掴んで倒したセメドが一発レッドで退場となっている。この試合で三笘はプレミアリーグ初ゴールを決めるなど大活躍だった。
英メディア「バーミンガム・ワールド」はウォルバーハンプトンの予想スタメンで右サイドバックにセメドを配置し「彼は守備よりも攻撃に優れた選手だが、先発に残るだろう。危険なウイングである三笘薫との対戦となるが、彼の起用がベストなオプションだろう」と因縁ある2人の再対決に着目した。
さらに英メディア「90min」は「もしセメドが警告を受ければ、彼はホームで行われるアストン・ビラとの重要なダービーを欠場することになる。監督にとっては彼のような選手の代わりが必要となるのは嬉しくないことだが、彼が三笘薫と対戦することを考えるとその可能性は非常に高い。もしブライトンとの試合でウルブスが何かを得て、さらにセメドが無警告であればそれは非常に素晴らしいことだ」と報じている。今やプレミアリーグ屈指のウイングとして認識された三笘とのマッチアップがいかに難しいかを強調していた。
セメドが三笘相手にリベンジを果たすのか。それとも三笘が再び圧倒するのか。サイドの主導権をめぐる攻防から目が離せなそうだ。