ブライトンがブラジル人FWペドロの獲得に接近

　イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は今夏の移籍市場でビッグクラブ移籍の噂が伝えられている。英メディア「フットボール・ロンドン」はブライトンの新戦力獲得の動きによってアーセナルとチェルシーに三笘獲得のチャンスが浮上していると報じた。

　欧州の移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、ブライトンは英2部ワトフォードのブラジル人FWジョアン・ペドロの獲得に接近しているという。

　今季リーグ戦35試合で11得点を決めているこの21歳は左サイドでもプレーできる攻撃的なアタッカーということもあり、三笘とポジションを争う存在、あるいは後継者になるのではと注目される。

　この動きを受けて「フットボール・ロンドン」は「ブライトンが3000万ポンド（約51億4000万円）の代役（ジョアン・ペドロ）を獲得することで、アーセナルとチェルシーは三笘薫の移籍の大きなチャンスが到来」と報じた。先を見据えた的確な補強で成果を残しているブライトンだけに、すでに三笘の移籍に備えた補強に乗り出しているという見方があるようだ。

　三笘にはほかにもマンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスルといったクラブからの関心も取り沙汰されている。ブライトン残留か。それとも国内でのステップアップか。今夏の移籍市場では注目の的になりそうだ。