昨年11月に初ゴールを決めたウォルバーハンプトンと対戦

　日本代表MF三笘薫は今季プレミアリーグで7得点を重ねており、イングランド1部ブライトンの主役の1人となっている。現地時間4月29日には第34節ウォルバーハンプトン戦を迎えるなか、同相手に決めた三笘のプレミアリーグ初ゴールに再度脚光が当てられた。

　昨シーズンはレンタル先のベルギー1部シント＝トロイデンで武者修行を重ねた三笘。復帰した今季は、リーグ戦後半の左サイドでほとんどの先発に名を連ねている。出番を掴むきっかけの1つとなったのが、2022年11月に行われたプレミアリーグ第15節のウォルバーハンプトン戦だった。

　第14節のチェルシー戦で初アシストを記録した三笘は、この試合でスタメンに抜擢。アウェーの一戦でMFアダム・ララーナのクロスを頭で合わせ、プレミアリーグでの嬉しい初ゴールを奪った。この試合で相手へのレッドカード誘発に加え、全3ゴールに絡む活躍を披露した三笘は、今後現地での評価を上げていくこととなる。

　そんな三笘の初ゴールを、ホームで迎える再戦を前にブライトン公式ツイッターが公開。「前回のウルブス戦では、薫がアルビオン初ゴールを決めた！」と紹介し再び脚光を当てると、ファンも「私たちが望んでいるものだ」「ここから伝説が始まった」「次節は三笘のプレミア初ゴールの相手」とコメントを寄せた。

　相手チームから対策も講じられてきている三笘だが、シュートの意識が高まるなど徐々に進化の糸口も垣間見えている。ウォルバーハンプトン戦でさらに躍動する姿に期待だ。