FC東京U-23監督が15歳久保のJ最年少デビューを示唆 「練習に来れるようになったので使いたい」

練習合流翌日のぶっつけ本番起用も

 FC東京U-23を率いる中村忠監督は、久保が2015年途中にバルセロナから加入したFC東京U-15むさしでも1年間久保を指導。ドイツメディアが世界の有望な新鋭5人に選出したワールドクラスの才能について、指揮官は「彼は技術的にも高く、判断力が優れているし、可能性のある選手」と評価。「彼が出るチャンスがあれば、今回練習に来れるようになったので使いたい。流れを見て、彼の攻撃のクオリティーを生かしていければ」と、練習合流翌日のぶっつけ本番起用を示唆した。

 バルセロナのカンテラ(下部組織)育ちの若きアタッカーは、今季からFC東京U-18に飛び級で昇格。中学3年生で参戦した8月のクラブユース選手権では、見事に得点王に輝いた。また、今秋のU-16アジア選手権では直接FKを含める4得点を挙げるなど、来年インドで開催されるU-17W杯への出場権獲得にも貢献している。

 次代のエースと期待を集める久保が、注目のデビュー戦を迎える。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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