“ビッグマウス本田二世”がW杯最終予選に初招集! ハリル監督「運動量とディシプリンが向上」と評価

6月にA代表デビューを飾り、今夏に磐田からオランダのヘーレンフェーンに移籍

 ビッグマウスで注目を集めるMF小林祐希(ヘーレンフェーン)が、初めてワールドカップ最終予選の日本代表メンバーに名を連ねた。バヒド・ハリルホジッチ監督は4日の記者会見で11日の国際親善試合オマーン戦、15日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けた25人のメンバーを発表し、小林は『ハリル・リスト』に名を連ねた。

 小林は今夏にオランダのヘーレンフェーンへ移籍すると、9月10日のリーグ戦トゥエンテ戦でスタメンデビュー。それ以降は全てのゲームでスタメン出場を続けている。チームもPSVアイントホーフェン、フェイエノールト、アヤックスの3強に次ぐ4位と好調で、その原動力となる一人として貢献している。ハリル監督は、現地にコーチングスタッフを派遣したうえで招集の理由をこう語った。

「小林は常にプレーしています。チームでは少し低いポジションですけれども。コーチも現地に行って話してくれました。オランダのリーグでかなりレベルの高いプレーをしていると。運動量とディシプリン(規律)の面でかなり向上しているという報告です。そして、オフェンシブでもプレーできる。左からのパスもかなりクオリティーが高いですね。呼んで向上するように努めていきたいです」

 小林はジュビロ磐田に所属していた6月に日本代表に初招集されると、キリンカップのボスニア・ヘルツェゴビナ戦でA代表デビューを飾った。メディアを通じて「背番号10」やセットプレーのキッカーに名乗りを上げる言動に加え、左利きのプレースタイルや金髪という風貌から「ビッグマウスの本田二世」として、FW本田圭佑(ACミラン)と比較もされた。その後は代表から遠ざかっていたが、9月にオランダのヘーレンフェーンに移籍して以来、初の代表選出となった。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング