「まだやるべきことがある」 セルティック元監督、古橋と英雄ラーションの比較に見解

セルティックの古橋亨梧【写真:ロイター】
セルティックの古橋亨梧【写真:ロイター】

元監督のマーティン・オニール氏が古橋を称賛「本当に素晴らしい選手」

 スコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧は加入以降、公式戦76試合で49得点を記録している。今シーズンはここまで29得点を挙げ、シーズン終盤まで国内3冠の可能性を残しているチームを牽引してきた。その活躍ぶりについて、元セルティック監督のマーティン・オニール氏がコメントしている。英公共放送「BBC」が報じた。

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 セルティックの歴史で、最も偉大なストライカーの1人が元スウェーデン代表FWヘンリク・ラーション氏だ。ラーション氏は7シーズンにわたって在籍し、公式戦通算315試合に出場して242得点を記録。4度のリーグ優勝をはじめ、8つのタイトルをクラブにもたらした。

 監督としてラーション氏とも仕事をしたオニール氏は、両者が比較されることについて違和感はないようだ。

「ヘンリク・ラーションとの比較が多くなってきている。だが、キョウゴには、もう少しやらなければいけないことがあるだろう。ヘンリクと比べたら、まだ彼は10分ほどしかここにいない。それでも、とてもいいことは間違いない。常にゴールを狙っているし、ボックス内での動きは鋭く、やりたいことをやれている。彼について何も知らなかっただけに、本当に素晴らしい選手だと思う」

 そして、オニール氏は「このように言わせてもらおう。彼は正しい道を進んでいる。まだやるべきことはたくさんある。だが、ヘンリクと比較されるということ自体が、彼がよくやっていることの証だ。監督は間違いなく、彼の活躍を喜んでいるだろう。多くの穴から私たちを引っ張り出してくれたラーションについて、私が思っていたようにね。ああいうどこからともなく点を取ってくれると分かっている選手がいると、監督にとっては大きなプラスなんだ」と、続けている。

 ラーション氏はセルティック時代の2000-01シーズンにリーグ戦37試合で35ゴールを記録するなど、4シーズン連続を含めて計5度の得点王に輝いている。そんなレジェンドに、古橋はどれだけ近づけるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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