アーセナル来季“理想布陣”を英考察 獲得候補の6人を加えた豪華な陣容…冨安の立ち位置は?

来季アーセナルの理想布陣を英考察【写真:ロイター】
来季アーセナルの理想布陣を英考察【写真:ロイター】

獲得の噂のある新戦力を加えた来季の“理想布陣”を特集

 イングランド1部アーセナルは今季プレミアリーグで優勝争いを演じるなど充実のシーズンを過ごしている。英メディア「フットボール・ロンドン」は獲得の噂のある新戦力を加えた来季の“理想布陣”を特集している。

 アーセナルは現地時間4月26日に行われた2位マンチェスター・シティとの直接対決に1-4で敗れた。2試合消化の少ないシティとの勝ち点差が「2」に縮まり、タイトル獲得に向けて暗雲が立ち込めている。それでも、長らくトップ4からも遠ざかっていたなかで大きな飛躍を感じさせるシーズンとなったことは間違いない。来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場を見据えた補強の噂も数多く挙がっている。

「フットボール・ロンドン」は新戦力候補としてU-19スペイン代表DFイバン・フレスネダ(バジャドリード)、イングランド代表MFデクラン・ライス(ウェストハム)、エクアドル代表MFモイセス・カイセド(ブライトン)、ドイツ人GKティモ・ホルン(ケルン)、ガーナ代表MFモハメド・クドゥス(アヤックス)、フランス人DFエヴァン・ヌディカ(フランクフルト)の6人をリストアップ。彼らも加えた来季の理想布陣を組んでいる。

 GKはイングランド代表GKアーロン・ラムズデールで不動。最終ラインは右からフレスネダ、フランス代表DFウィリアム・サリバ、ブラジル代表ガブリエウ・マガリャンイス、ウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコの4人となった。

 このなかで、現在は長期離脱中の日本代表DF冨安健洋は「主力のフルバックとして左サイドでも成功を収めた。フレスネダが加入により、逆サイドでプレーさせることができる」と最終ラインのあらゆるポジションをカバーできる存在になると見られている。スコットランド代表DFキーラン・ティアニーに移籍の噂が絶えないだけに、来季も左サイドバックとして起用される機会は増えるかもしれない。

 中盤は新戦力候補からライス、カイセドの2人とキャプテンのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールの新たなトリデンテ。そして前線はイングランド代表FWブカヨ・サカとブラジル代表のFWガブリエウ・ジェズスとガブリエウ・マルティネッリの3人がベースとなりそうだ。ホルン、クドゥス、ヌディカは選手層に厚みをもたらす存在として期待されているようだ。

 ミケル・アルテタ監督の下で着実に成長を遂げているアーセナル。夏の移籍市場でさらなるスケールアップを果たすことはできるだろうか。

page1 page2 page3

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング