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“鉄人”長谷部誠が学んだフランクフルト監督の「優れた感覚」とは? 「ゲームであまり考えなくて済む」
長谷部が「Sport Bild」のインタビューに応じる
ドイツ1部フランクフルトに所属する元日本代表MF長谷部誠は、2024年まで現役続行してプレーすることを表明している。2028年までクラブとの契約を延長した39歳の鉄人はドイツ誌「Sport Bild」のインタビューに応じ、オリバー・グラスナー監督、プロとしての“模範”の在り方について話している。
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長谷部は今季リーグでは第29節終了時で14試合に出場し、フル出場が8試合。準決勝まで進出しているドイツカップ(DFBポカール)は3試合に出場し2試合でフル出場、そして世界最高峰のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では4試合に出場し2試合でフル出場という数字を残している。
2021年からフランクフルトを率いるオリバー・グラスナー監督とも厚い信頼関係を築いている長谷部。同監督から学ぶことも多かったと、「Sport Bild」のインタビューに応じている。
「オリバー・グラスナーは、敗戦後のミスを詳細に解決するのに役立つ場合とそうでない場合について、優れた感覚を持っています。そしてもう1つ、彼は朝から晩までここに座ってゲームを分析しています。そのなかで彼は私たちに最も重要なことだけを教えてくれるので、ゲームであまり考えなくて済みます。彼から多くのことを学びました」
また、元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェが警告を4枚もらっている件について、長谷部は「彼は私が今までやってきたことを引き継いでいます」と、自身が1枚の警告にとどまっていることついて、プロとして行っている行動を明かした。
「彼は私が今までやってきたことを引き継いでくれています。夏まで審判とたくさん話し、模範を示したかった。今、彼はそれをやっています。私にとってはいいことです。さもなければ、私は 1 枚ではなく、彼のイエローカードの数が入っていたでしょう (笑)」
“模範”として見せた背中をチームメイトは見ている。長谷部の存在は多くの選手に影響を与えているようだ。