セビリアの春祭りフェリアに行くかどうかを問われて回答

　スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間4月25日、ラ・リーガ第31節で5位レアル・ベティスとの上位対決を迎え0-0でスコアレスドローとなった。日本代表MF久保建英は先発フル出場したが、試合後のメディアからの質問への回答を、スペイン紙「マルカ」が取り上げている。

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　前節ラージョ・バジェカーノ戦（2-1）で途中出場だった久保はベティス戦でスタメン復帰。前半16分にはロングスローの流れから右足のシュートを放つも、相手DFに阻まれてしまう。

　前半を膠着した展開で進むなか、久保は守備で積極的に戻り相手の攻撃を積むシーンも。どうにか1点が欲しいソシエダだったが、後半に入ると、ベティスに主導権を握られる場面も増えていく。試合を通しソシエダ、ベティスがそれぞれ10本のシュートを放つも、ともに均衡を破れず、0-0のスコアレスドローで試合を終えた。

　スペイン紙「マルカ」によれば、試合後、久保に対してメディアから「（セビリアの春祭り）フェリアに行く時間はあるか？」という質問が飛んだという。「フェリア」は毎年4月に1週間にわたって街を挙げて催されている春祭りで、2023年は4月23～29日が開催期間になっている。記事では、久保が「ぶっきらぼうに言った」とコメントを紹介している。

「いや、僕らの気持ちはもう（次の）オサスナ戦に向かっている。大きなイベントだから失礼なことを言うつもりはないけど、チームとしてそのようなことはしない」

　久保はドローの無念さを胸に、4月28日のラ・リーガ第32節オサスナ戦に向けて切り替えていた。