EL日本人対決で痛恨オウンゴールの長友、評価は“戦犯”と“事故”に二分 吉田は軒並み及第点

吉田は及第点「カバーリング素晴らしかった」

 イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、長友をMFエベル・バネガと並ぶワーストタイの「5点」とし「サウサンプトンにリードさせ、有利なものにするプレーになってしまった」と、オウンゴールという結果を重視した寸評と採点になった。また、こちらも寸評はないが吉田には最終ラインの中で唯一の6点未満となる「5.5点」を与え、厳しい評価とした。

 一方のサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は、長友を「4.5点」としたうえで「彼の左膝が悲劇的な2-1リードをサウサンプトンにもたらした」と、オウンゴールの結果を最重要視して単独チームワーストの採点を与えている。また吉田に対しては「特にミスのないゲームだった。前半、ペリシッチに対するカバーリングは素晴らしかった」として、及第点の「6点」を与えている。

 今季のELで実現した長友と吉田の対決は、それぞれがホームで勝利する1勝1敗となった。しかし、グループ第4節を終了した時点でサウサンプトンは勝ち点7の2位、インテルは勝ち点3の4位と明暗が分かれている。インテルが勝ち抜けるためには、自力での2連勝のほかに吉田のサウサンプトンが勝ち点9で首位に立つスパルタ・プラハを破るという“アシスト”も必要な状況になった。2人の日本人所属チームは、揃って決勝トーナメントへ進出できるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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