EL日本人対決で痛恨オウンゴールの長友、評価は“戦犯”と“事故”に二分 吉田は軒並み及第点
「その瞬間まで彼は良いプレーをしている選手のひとり」と長友の擁護も
UEFAヨーロッパリーグ(EL)の日本人代表対決は、DF吉田麻也所属のサウサンプトンがホームでDF長友佑都所属のインテルを2-1で下した。吉田が右センターバック、長友が左サイドバックでスタメンフル出場したゲームについて、イタリアメディアが採点を公開している。オウンゴールのあった長友は、大きく評価が分かれる結果になった。
1-1で迎えた後半25分に“事故”が起きた。タディッチが左サイドからクロスボールを送ると、ファーサイドで構えていた長友の下へ。手前で味方DFの足をかすめてコースが変わったボールを長友はクリアできず、左足の太ももに当たったボールは不運にも自陣のゴールへ吸い込まれた。このゴールが決勝点になり、2-1でサウサンプトンが勝利した。
インテル専門のニュースサイト「FCインテルニュース」は、オウンゴールこそあったが長友に「オウンゴールの戦犯として彼を指さすのは不当だ」として「6点」の及第点を与えている。
「彼のところにはボールが不意な変化をして飛んできた。その瞬間まで彼は良いプレーをしている選手のひとりであり、意外性のあるプレーをするタディッチやレドモンドにうまく対応していた」
オウンゴールはまさに“事故”であり、長友のプレー内容は悪くなかったとしている。また、寸評こそないものの吉田には「6.5点」を与え、相手DFとしてインテルには嫌な存在であったことを評価した。
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