チェルシー、新監督人事でポチェッティーノと最終調整へ 口頭合意&6月から活動と英報道

マウリシオ・ポチェッティーノ氏【写真:ロイター】
マウリシオ・ポチェッティーノ氏【写真:ロイター】

ポチェッティーノ氏がチェルシーと口頭合意、アシスタント2人も入閣予定

 イングランド1部チェルシーは、現在空席となっている正式監督人事についてマウリシオ・ポチェッティーノ氏と合意に達したようだ。英メディア「フットボール・インサイダー」が報じた。

 今季プレミアリーグでは11位に甘んじているほか、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもベスト8敗退と不振に喘ぐチェルシー。その余波もあってかシーズンが始まってからトーマス・トゥヘル氏(現バイエルン・ミュンヘン)とグレアム・ポッター氏の監督2人が解任され、今月上旬には元イングランド代表MFでクラブOBのフランク・ランパード氏が暫定監督となった。ただシーズン終了後の去就を明言していなかったため、正式監督の人事に注目が集まっていた。

 元スペイン代表監督のルイス・エンリケ氏やドイツ人若手指揮官のユリアン・ナーゲルスマン氏らさまざまな候補が挙がるなか、ここにきて交渉の進展が報じられてきたのがポチェッティーノ氏だ。2021-22シーズンを最後に、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)の監督を解任されてから無所属の状況が続いている。

「フットボール・インサイダー」が情報筋の話として明らかにした内容によると、ポチェッティーノ氏はチェルシーの新監督就任に口頭合意して6月から活動を始めるとのことで、家族にもこのことを伝えているという。また記事では、かつてトッテナムやPSGで活動をともにしたアシスタントスタッフ2人、ヘスス・ペレス氏とトニ・ヒメネス氏の入閣も予定されていると伝えている。

 残すは細部の調整のみとされている今回の正式監督人事。トッテナム時代にはチームをCL決勝に導いたポチェッティーノ氏にチェルシー再建が託されることになるのか。今後の行方に注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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