敵DFが常にマークの徹底ぶり! ピッチレベルで体験する三笘薫の凄さ、大会公式の特集が話題に「止めるのに2人がかりだ」

ブライトンの三笘薫【写真:Getty Images】
ブライトンの三笘薫【写真:Getty Images】

「Player Cam」として三笘をFAカップ公式が特集

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、現地時間4月25日に行われたFAカップ準決勝マンチェスター・ユナイテッド戦(0-0:PK6-7)にフル出場。何度もユナイテッドDFアーロン・ワン=ビサカ相手に仕掛けたプレーを大会公式が「Player Cam」として取り上げ話題を呼んでいる。

 ブライトンが準決勝に勝ち上がるまでに、三笘は大きな役割を果たしてきた。3回戦以降、出場した4試合で得点に絡み、4回戦のリバプール戦では終了間際の勝ち越し弾を決めている。

 ユナイテッド戦でも期待の高まっていた三笘。しかし対峙したワン=ビサカ相手に、持ち前のドリブルでは普段通りの見せ場を作れなかった。両者0-0のスコアレスで延長戦まで戦ったのち、ペナルティーキック(PK)戦でブライトンの敗退が決まっている。

 FAカップ公式YouTubeチャンネルでは、ユナイテッド戦での三笘のプレーを集めた「Player Cam」をアップ。厳しいマークの中で見せたボールタッチの数々を、ピッチレベルの映像で届けている。

 会場に着きバスから降りる瞬間から、ピッチへ入場するシーン、ワン=ビサカとのマッチアップを間近な視点で観察でき、ファンからも「改めてすごい世界でやってるよな」「これが彼の最初のシーズンだなんて、信じられない」「2年後には間違いなくトップクラブに行くだろう」「ミトマを止めるのに2人がかりだ」「彼のプレーは見ていて楽しい」「リスペクト」といった称賛の声が多数上がった。

 動画内では、得意の反発ステップで裏を狙う瞬間、試合中の出血を止めようとするスタッフとのやり取りなど、中継映像では捉えられないような三笘フォーカスのシーンが盛りだくさんとなっている。

 惜しくもPK戦でFAカップは敗退となってしまったが、ここで得た経験を基にさらなるステップを期待したい。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング