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元日本代表監督のジーコがインドで大苦戦! リーグ最下位と低迷、今季の補強に不満爆発
14年創設のFCゴア初代監督としてジーコを招聘 過去2年は実績を残すも…
元日本代表監督のイビチャ・オシム氏が「秋の叙勲」の「旭日小綬章」を受章したことが話題になっているが、同じく日本代表を率いた(2002~06年)ジーコ氏もインドの地で苦難の時を迎えている。インド・スーパーリーグ(ISL)に所属するFCゴアの指揮官を務めているが、7試合を終えて最下位と大苦戦を強いられており、現地メディアでは現地時間3日に行われる試合が“裏天王山”になると特集されている。
2014年に創立された同クラブの初代監督として迎え入れられたジーコ氏は、その年のリーグ戦で2位、昨シーズンは1位と実績を残してきた。また2000年代にブラジル代表の最終ラインを統率したDFルシオが在籍するなど、ジーコ氏の人脈とカリスマ性はインドでも健在のはずだった。
しかし、今季は7試合を終えた時点で1勝1分5敗と絶不調に陥り、8チームで行われるリーグ戦最下位に沈んでいる。迎える今節は同7位のプネ・シティとの裏天王山で、インド紙「インディアン・エクスプレス」の取材にジーコ監督が応じ、苦戦の理由をこう明かしている。
「我々は移籍市場で、怪我持ちの選手かプレー機会に恵まれていない選手と契約せざるを得なかった。だからチームの準備が遅れてしまった。そして、我々の選手のほとんどはISLの前半戦の間ですらフィジカル的に良好な状態を保てなかったんだ」
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