「近いうちに戻るよ」 ネイマール、古巣サントス復帰を“匂わせ”? 現地で観戦「自分の家に戻ってくるのは素敵なこと」
負傷中のネイマールは古巣サントスの試合を観戦
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表FWネイマールは、足首の負傷によって今シーズン中の復帰は絶望視されている。母国ブラジルに帰国して治療を続けているネイマールが、古巣であるブラジル1部サントスの試合を訪れた様子を公開するとともに、復帰の可能性を示唆したことが話題になっている。英紙「サン」が報じている。
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ネイマールは4月20日に行われたコパ・スダメリカーナのグループステージ第2節でチリ1部アウダックス・イタリアーノとの試合(0-0)を観戦。古巣であるサントスのロゴ入りのポロシャツを着用し、ピッチをバックに記念撮影もしている。
3月に手術を行ったネイマールは、「自分の家に戻ってくるのは、素敵なことだ。10年が過ぎて、ここに戻ることができてとても嬉しいし、自分の家のように感じる。残念ながら試合には引き分けた。勝利してほしかった。サントスを応援するために来たけれど、ファンの愛情を受けることができた」とコメントした。
サントスのフットサル部門からサッカー部門へ移り、17歳でトップチームに昇格してから通算134試合で70ゴールを記録し、ブラジル代表にも選ばれるようになったネイマールは、自身の原点とも言えるクラブについて「このクラブが、すべてを与えてくれ、僕と僕の家族のドアを開き、世界に公開してくれた」とし、「いつか僕は戻ってくる。近いうちに戻るよ」と、古巣への復帰をにおわせている。
PSGとの契約を2025年まで残しているネイマールだが、クラブは負傷の多さやピッチ内外での振る舞いに不満を抱えており、夏の移籍市場での放出も希望していると伝えられている。サントスからスペイン1部バルセロナへ移籍する際のトラブルもあり、サントスとは裁判沙汰にもなった過去のあるネイマールだが、今回を機に将来的なサントス復帰も現実味を帯びてきたのかもしれない。