「長寿の記録を作り続けている」 カズ、56歳でポルトガル2部デビューにスペイン驚嘆「伝説のストライカー」

新天地デビューを果たした三浦知良【写真:Getty Images】
新天地デビューを果たした三浦知良【写真:Getty Images】

後半45分から途中出場

 ポルトガル2部UDオリヴェイレンセの元日本代表FWカズこと三浦知良が現地時間4月22日のアカデミコ・デ・ヴィゼウ戦(4-1)の後半45分から途中出場。新天地デビューを飾り、同リーグの最年長出場記録を更新した。スペイン紙「マルカ」は「長寿の記録を作り続けている」とその快挙を報じた。

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 昨季はJFLの鈴鹿ポイントゲッターズでプレーしていたカズは今年2月に横浜FCからの期限付き移籍という形でオリヴェイレンセに加入。プロキャリア38年目、2月に56歳を迎えたなかでクロアチアのディナモ・ザグレブに所属していた1999年以来23年半ぶりの欧州挑戦を実現させた。

 カズは敵地でのアカデミコ・デ・ヴィゼウ戦の後半45分から途中出場し、56歳1ヶ月24日でポルトガル2部リーグの最年長出場記録を更新した。

 これを受けマルカ紙は「三浦カズが歴史に名を刻む。56歳で!!!」と見出しを打って報道。「伝説のストライカーがポルトガルで史上最年長選手となった」「2月にオリヴェイレンセと契約した日本人ストライカーは長寿の記録を作り続けている。オリベル・アトム(大空翼のスペイン語名)のキャラクターに影響を与えた人物がついにポルトガル2部リーグデビュー」と伝えた。

 生ける伝説として海外でも注目を集めるキング・カズが海外5か国目となるポルトガルで大きな一歩を踏んだ。

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