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セルティック岩田、高パフォーマンス称賛も指揮官が起用に慎重な理由は?「選手たちに過度な負担を…」
今シーズン公式戦10試合に出場
スコットランド1部セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督が今年1月に加入した日本代表MF岩田智輝の出場機会が限られている理由を明かしている。英紙「デイリー・レコード」が報じた。
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岩田は昨季横浜F・マリノスでJ1リーグ優勝の立役者となり、MVPにも輝いた。そして2023年1月の移籍市場でセルティックに加入した。
横浜FM時代から岩田を知るポステコグルー監督は「トモキはとても意志が強く、決断力のあるフットボーラー。できる限りベストを尽くしてくれることはわかっていた」とし、「彼は我々の中盤に違いをもたらしてくれる」とそのクオリティーを絶賛している。
しかし、評価とは裏腹にここまで岩田の出番はリーグ戦7試合と国内カップ戦3試合の計10試合にとどまっている。先発出場もリーグ戦の2試合のみだ。出場機会がそれほど多くないのはなぜなのか。指揮官は昨季のMF旗手怜央の例を教訓として、起用に慎重になっていることを明かしている。
「私は彼(岩田)のプレー時間については慎重になっている。なぜなら我々は昨年アジアでフルシーズンを戦い終えた後にやってきた選手たちに過度な負担をかけてしまい、損害が出たことを覚えている。彼に負担を与えないようにすることで、彼は健康な状態でシーズンを終えることができる」
昨年1月にセルティックに加入した旗手は加入直後からレギュラーに定着した。しかし、夏の東京五輪出場や欧州とは異なる春秋制でJリーグシーズンを戦い終えた後での疲労に苦しみ、シーズン終盤にはパフォーマンスが低下していた。ポステコグルー監督は同じ轍を踏まないためにも、Jリーグからやってきた岩田の起用には細心の注意を払っているようだ。