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迷走が続くインテル 後任監督を巡り中国人オーナーとイタリア人幹部の意見が対立
デ・ブール前監督を電撃解任も、後任人事で二転三転…
日本代表DF長友佑都が所属するインテルはフランク・デ・ブール監督を解任したが、後任監督を巡って中国サイドとの意見が合わずに二転三転している模様だ。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
かつてインテルでプレーしたハビエル・サネッティ副会長や、ピエロ・アウシリオSDなど“イタリアサイド”は、昨季途中までラツィオを指揮していたステファノ・ピオリ氏を後任に迎える意向を持っているという。しかし、これに難色を示しているのが、昨季終了後に株式約70%を取得して実質的にオーナーとなった中国企業の蘇寧グループだという。
“中国サイド”は、後任監督としてピオリ氏の就任に難色を示し、昨季途中からチェルシーを率いたオランダ人指揮官フース・ヒディンク氏、今季開幕前にビジャレアルを離れたマルセリーノ・ガルシア・トラル氏、昨季限りでゼニトを退任したアンドレ・ビラス=ボアス氏、FCポルトなどを率いた経験のあるビトール・ペレイラ氏らの就任を望んでいるという。一方で、かつてインテルを指揮した経験を持つレオナルド氏の線は、消えたともしている。
これにより、同じクラブの運営に当たりながらイタリアサイドと中国サイドで意見が食い違い、後任人事が決着しない状況にあるという。
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