セビージャ清武が待望のCLデビュー! 4-0快勝のD・ザグレブ戦で公式戦9試合ぶりに出場

後半29分から足を痛めたガンソと交代して出場 

 セビージャの日本代表MF清武弘嗣が、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)デビューを果たした。限られた時間だったものの何度かチャンスに絡むなど、久々の公式戦出場でサンパオリ監督にアピールした。セビージャは4-0でディナモ・ザグレブに勝利した。

 試合は本拠地サンチェス・ピスファンで、セビージャが一方的に相手を押し込む展開となった。前半31分にFWビエットが先制点を奪うと、終了間際にはザグレブDFストヤノビッチが2枚目の警告を受けて退場。数的優位に立った。

 後半21分にエスクデロが決めて2-0とし、試合の趨勢が決まりつつある同29分に、清武にようやくチャンスが巡ってきた。先発したMFガンソが足を痛めたこともあって、ピッチに送り込まれる。投入直後には短いパス交換に何度も絡むなど、リズムを作ろうと駆け回った。

 集中が切れたザグレブ守備陣に対してセビージャは最後まで牙をむき、同36分にはCKからMFエンゾンジがヘディングシュート、同42分にはFWベン・イェデルが右サイドからのクロスを押し込んで4-0に。その直後には裏に抜け出た清武にパスが送り込まれたが、トラップできずチャンスを逃した。終了間際には清武が左サイドからラストパスを送り込んだが、ビエットのシュートは枠外へと逸れた。

 清武は限られた時間で明確な結果こそ残せなかったものの、9月17日のリーガ第4節エイバル戦(1-1)以来となる、9試合ぶりの公式戦出場となった。現地時間5日にはバルセロナとの試合も控えている。絶好調のMFナスリが負傷離脱し、ガンソも足を痛めたこともあり、リーガ屈指の名門との対決での出番も期待される。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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