鎌田は「とても献身的」 低調パフォーマンスもフランクフルト指揮官が寄せる信頼「できる限り彼をサポートする」
2月以降、公式戦でゴールから遠ざかっている
ドイツ1部フランクフルトの日本代表MF鎌田大地は、今シーズン限りでのクラブ退団が決まっている。公式戦では2月以降、ゴールから遠ざかっている鎌田に対し、オリバー・グラスナー監督は残りのシーズンでの復活に期待を懸けた。
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2月初めに行われたDFBポカール(ドイツカップ)のラウンド16、2部ダルムシュタット戦(4-2)以降ゴールのない鎌田。シーズン前半こそ数字を残し、ここまで公式戦13ゴール5アシストを記録するも、ここ約2か月は直接的に得点に絡めていない。
チームも来季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得できる6位から転落するなど、リーグ戦では7試合勝利から遠ざかっている。
不調の続く鎌田について、ドイツメディア「LigaInsider」がオリバー・グラスナー監督のコメントを紹介。「彼はとても献身的だが、秋にあったフィニッシュの自然さが欠けている。しかし、秋の彼は、それが少し釣り合っていなかった。これほど多くのゴールを決めたハーフシーズンは初めてだったんだ」と前半戦の好調ぶりを振り返った。
そのうえで、「もちろん、私たちは彼にあの頃のような調子を取り戻してほしいと思っている。彼もまた、そこに到達しようと懸命に努力しているが、彼や私たちが望むようには上手くいっていない」と厳しい現状を伝えつつ、「彼は(移籍する)最後の日までアイントラハトの成功のために全力を尽くしてくれると我々は信じている。私たちはできる限り彼をサポートするつもりだ」と信頼の厚さを強調している。
今季でクラブを離れる決断をした鎌田だが、残りのシーズンで監督の期待に応えることはできるだろうか。