暫定監督のチェルシー、エンリケ氏招聘から撤退か “本命”として見据える2人の候補とは?
チェルシーが前スペイン代表監督のエンリケ氏を候補リストから外したと報道
イングランド1部チェルシーとトッテナムは、今シーズンの残り試合を暫定監督で戦っている。両クラブとも来シーズンに向けて正式な監督探しを行っており、前スペイン代表監督のルイス・エンリケ氏を巡って動きがあるようだ。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
ルイス・エンリケ氏は、カタール・ワールドカップ後にスペイン代表の監督を退任。それ以降はフリーになっている。チェルシーとトッテナムの両クラブは、ともにエンリケ監督に興味を持っていると報じられ、スペインでの報道ではエンリケ氏はすぐにでもチェルシーの監督に就任する意思があったとされる。
しかし、チェルシーはフランク・ランパード氏を暫定監督に据えた。そして、複数の次期監督候補をリストアップしているなかで、ルイス・エンリケ氏の招聘を見送ったという。そして、これにより同じくエンリケ監督に興味を示していたトッテナムは、希望すればスペイン人監督を招きやすい状況になったという。
記事では「チェルシーは元バルセロナの監督を候補のリストから外したようだ。エンリケ氏は、スポルティング・リスボンのレウベン・アモリム監督と並び、スタンフォード・ブリッジで指揮を執る候補から外れた。2週間前にロンドンに向かったエンリケ氏はチェルシーと話し合いを持った。しかし、西ロンドンのクラブは現時点で再びエンリケ氏と話す予定はなく、ユリアン・ナーゲルスマン氏、マウリシオ・ポチェッティーノ氏を好んでいる」と伝えている。
トッテナムのダニエル・レヴィ会長は、新監督の招聘に苦しんでいるとされるが、果たしてエンリケ氏がトッテナムを率いることになるのだろうか。
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