低迷チェルシー、今夏に“大刷新”の可能性 15人の退団候補とは?

チェルシーが今夏に大刷新を実施か【写真:ロイター】
チェルシーが今夏に大刷新を実施か【写真:ロイター】

今季1000億円超の資金を費やすも好転せず

 イングランド1部チェルシーは今季6億ポンド(約1000億円)もの資金を選手補強に投じたが、結果が出ずに苦しんでいる。1シーズン中に2度の監督交代に踏み切るなど迷走しているなか、オフにはスカッドの大刷新が行われることになりそうだ。英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」は15人もの選手が退団候補だと伝えている。

 今季のチェルシーはトーマス・トゥヘル監督の下で開幕を迎えたチェルシーだが、シーズン序盤の昨年9月に同監督を解任。その後任としてブライトンを昨季クラブ最高位の9位に導いたグレアム・ポッター監督を招聘したが、成績は低迷。ポッター監督も4月2日に更迭された。就任から31試合での戦績は12勝8分け11敗だった。レジェンドのフランク・ランパードが暫定監督として後を継いだが、就任から4連敗中と泥沼から抜け出せずにいる。

 大量補強の影響によるスカッドの肥大化も不振を招く要因とも言われている。人数が増えれば、それだけチームマネジメントも難しくなる。「ロンドン・イブニング・スタンダード」紙は「来季に向けてオーバーホール(分解検査)を計画している」とし、なんと15人もの選手が放出候補になっていると報じた。

 名前が挙がっているのはMFメイソン・マウント、MFコナー・ギャラガー、MFクリスティアン・プリシッチ、FWハキム・ツィエク、DFトレボ・チャロバー、DFカリドゥ・クリバリ、FWピエール=エメリク・オーバメヤン、MFマテオ・コバチッチ、GKエドゥアール・メンディ、MFルベン・ロフタス=チーク、DFセサル・アスピリクエタ、MFデニス・ザカリア、DFレヴィ・コルウィル、FWロメル・ルカク、FWカラム・ハドソン=オドイ。レンタル移籍中の選手も含むこれだけの顔ぶれに退団の可能性が浮上している。

 復活を期すチェルシー。この夏に大きな変化が起こることは間違いなさそうだ。

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