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ミラン主将、モントリーボがウディネーゼ戦で復帰へ
5試合勝ち星がないミランの追い風となるか
ACミランの主将で、左足腓骨骨折で長期離脱していたイタリア代表MFリカルド・モントリーボが30日のホーム、ウディネーゼ戦で半年ぶりに復帰することが明らかになった。地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
インザーギ監督はウディネーゼ戦で復調のモントリーボをスーパーサブで起用する方針。中盤でのゲームメークを期待される主将に関して、同紙は「4-3-3システムでも、4-2-3-1でもモントリーボは問題ない。4-3-3では左の中盤を務める。インザーギはデヨングを外したくない。右MFは対戦相手に応じて、ボナべントゥーラ、ファン・ヒンケル、ポーリを起用する」と分析している。
オランダ代表MFナイジェル・デヨングは現時点で不動のレギュラー。モントリーボを中盤の左に配置し、右は23日のインテル戦で日本代表FW本田圭佑の代わりに先発したジャコモ・ボナベントゥーラ、チェルシーから期限付き移籍中のマルコ・ファン・ヒンケル、アンドレア・ポーリがポジションを争う模様。また、ダブルボランチの場合はモントリーボとデヨングの2人が今後先発として固定されていく見通しのようだ。
「クオリティの向上がインザーギの目標でもある。チームの技術面を向上させなければならない。中盤に輝きを増すこと。ファン・ヒンケルはこれまでまったく見せ場がなかったし、ポーリは一生懸命練習しているがプレー機会が少ない。ムンタリはインザーギの信頼に応えておらず、ベンチに落ち着くかもしれない」
記事ではそう報じ、ガーナ代表MFサリー・ムンタリがベンチを温める可能性を指摘している。
インテルとのダービーで本田が今季公式戦で初めてベンチスタートとなるなど、チーム内のポジション争いは熾烈となっている。モントリーボの復帰は5試合勝ち星のないミランに追い風となりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images