リーグ戦不振の鹿島、ジーコ現地観戦のルヴァン杯福岡戦は劇的決勝弾を許して1-2敗戦
前半31分にA・カイキのゴールで同点とするも、試合終盤に勝ち越しを許す
鹿島アントラーズは4月19日、敵地でのルヴァンカップのグループステージ第4節でアビスパ福岡と対戦。先制点を許して一度は同点に追い付いたが、試合終盤に勝ち越しを許して1-2で敗れた。
Dグループ2位タイの鹿島はキャプテンのFW鈴木優磨をベンチスタートにするなど、リーグ戦からメンバーを入れ替え、U-21枠でMF船橋佑、DF溝口修平をスタメンに起用した。
試合は前半14分、福岡がFW金森健志のスルーパスに反応したFW城後寿が右足シュートを放ち、相手GKに当たったボールはそのままネットを揺らして先制点となった。
鹿島は先制点を許す苦しい展開となったが、前半31分にDF広瀬陸斗が右サイドでフリーになってアーリークロスを供給。これにFWアルトゥール・カイキがヘディングで合わせ、同点に追い付いた。
1-1の同点で後半に突入した試合は、鹿島が後半23分にFW知念慶、FW鈴木優磨、MF名古新太郎を投入する3枚替えを敢行。シュート数も増えたが、福岡ゴールを割るには至らず。逆に、後半アディショナルタイムにセットプレーからFWウェリントンに勝ち越しゴールを決められてしまった。
鹿島はクラブアドバイザーを務める元ブラジル代表MFジーコ氏も観戦で見守るなか、1-2で敗れる結果となった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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