三笘はなぜセルティックに行かなかった? プレミア選択の理由に言及「光栄だけど…」

三笘薫がセルティックからのオファーを明かした【写真:Getty Images】
三笘薫がセルティックからのオファーを明かした【写真:Getty Images】

セルティックのポステコグルー監督は過去に古橋と三笘の獲得を画策

 スコットランド1部セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督は先日、イングランド1部ブライトンでプレーする日本代表MF三笘薫を獲得するプランがあったことを明かしていた。三笘本人はオーストラリアのスポーツ専門局「Optus Sport」のインタビューで、「光栄なこと」としつつ、プレミアリーグ行きを決断した理由を明かしている。

 セルティックは2021年6月、日本の横浜F・マリノスを率いていたポステコグルー監督を招聘。同年夏にFW古橋亨梧、同年末にはFW前田大然、MF旗手怜央、MF井手口陽介(現アビスパ福岡)、2022年にはMF岩田智輝、DF小林友希を獲得した。

 ポステコグルー監督は、「私は三笘を獲得しようとしたが、ブライトンへ行くことがほぼ決まっていた。彼と亨梧(古橋)は、私が連れて来ようとした最初の2人だった。三笘との契約はきっといいものになっただろうが、ブライトンも優れたスカウトネットワークを持っている。ブライトンは三笘がトッププレーヤーになることに疑いを持っていなかった」と、古橋とともに三笘を獲得しようとしていたことを明かしていた。

 三笘は21年夏にJ1川崎フロンターレからブライトンへ移籍後、21-22シーズンはベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズで武者修行。今季ブライトンに復帰し、世界最高峰のプレミアリーグで、ここまで24試合に出場して7得点4アシストと自慢のドリブルを武器にチームの攻撃を牽引している。三笘はセルティック行きではなく、ブライトンとの契約を選んだ理由を語っている。

「(セルティックからオファーをもらったのは)光栄だけど、プレミアリーグが世界で最もレベルの高いサッカーをする場所だというのも知っていた。だから、ブライトンからのオファーをすぐに受けた。世界最高のリーグでプレーしたいという思いと、世界最高の選手たちと一緒にプレーしたいという思いが強かった」

 世界最高峰のプレミアリーグで確かな存在感を示し、世界的ビッグクラブからの関心を集めている三笘。当時の決断が結実する結果となっている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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