元フランス代表サミル・ナスリの負傷を受けて清武が代役候補に

　セビージャの日本代表MF清武弘嗣にとって、チーム内競争生き残りの大切な機会が回ってきたようだ。スペインのサッカーサイト「FICHAJES.NET」は現地時間1日に控えるUEFAチャンピオンズリーグ（CL）第4節の本拠地ディナモ・ザグレブ戦を前に、元フランス代表MFサミル・ナスリの負傷を受けて、清武が代役候補に挙がっている。

　ナスリは先月29日のリーガ第10節スポルティング・ヒホン戦で左ハムストリングを負傷。クラブは全治を明らかにしていないが、数週間の離脱が予想されている。同サイトでは、マンチェスター・シティから加入し、短期間でホルヘ・サンパオリ監督の信頼を得て攻撃の中心となったナスリの代役候補を2人挙げている。それは清武と元ブラジル代表MFガンソだ。

「ガンソとキヨタケにとってのチャンス」と銘打たれた記事では、清武の加入からここまでの現状について触れられている。

「日本代表のMFはチーム最初の補強選手となり、シーズン開幕当初、そのゲームメイク能力でサンパオリ監督から先発に固定された選手だった。リーガ開幕戦のエスパニョール戦でゴールを決めて、他のゴールも導くなど彼の質の高さを示した。また、翌節のビジャレアル戦でもプレーし、エイバル戦でもプレーした」