鹿島、28年ぶりのホーム屈辱大敗にブラジル注目 「30年の歴史の中で最悪の瞬間」
神戸に1-5で大敗してリーグ戦4連敗
鹿島アントラーズは、4月15日に行われたJ1リーグ第8節ヴィッセル神戸戦で1-5の大敗を喫した。リーグ戦4連敗と厳しい状況下で、試合後にはFW鈴木優磨とファン・サポーターが胸中をぶつけ合うシーンもあった。ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は、「30年の歴史の中で最悪の瞬間を迎えている」と伝えている。
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ホームの県立カシマサッカースタジアムで神戸に敗れた鹿島。ホームでの5失点は、1995年9月2日のヴェルディ川崎戦(現・東京ヴェルディ/1-5)以来28年ぶりで、リーグ戦4連敗で15位まで後退した。
試合後にはスタンドのファン・サポーターとキャプテンのFW鈴木が意見を交わすシーンも。「おめーらに気持ちを感じねーんだよ!」と一部のサポーターからは手厳しい一言も浴びせられた。
ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は、「ジーコが見守るなか、鹿島はホームで28年ぶりの大敗を喫した」と見出しを打ち、クラブアドバイザーを務める元ブラジル代表MFジーコ氏が現地観戦したなかで、悔しい黒星となったことを伝えている。
「リーグ戦4連敗。昨年8月以降、J1でホームゲーム勝利なし。常勝軍団の鹿島が30年の歴史の中で最悪の瞬間を迎えている。岩政(大樹)監督の戦術は、結果を出そうとするよりも、負けを回避することに向けられていた。そして、彼はそれすらも実現できなかった」
記事では、今季のJ2降格は最下位の18位のみのレギュレーションであることに触れ、「少なくとも降格の心配は今のところない」としているが、予断を許さない状況なのは間違いないだろう。