ジーニアスに匹敵 三笘、50mロングボール“ピタ止め”トラップを日本代表OB称賛「これは難しい」

三笘薫のトラップ技術に日本代表OBも脱帽【写真:Getty Images】
三笘薫のトラップ技術に日本代表OBも脱帽【写真:Getty Images】

元日本代表DF栗原氏は相手のプレッシャーがあるなかでのプレーであることを強調

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、現地時間4月15日に行われたプレミアリーグ第31節チェルシー戦(1-2)で得点にこそ絡めなかったものの、鋭い突破で存在感を発揮した。そのなかで、ロングボールを寸分の狂いもなく足もとに収めたトラップ技術を元日本代表DF栗原勇蔵氏も「これは難しい」と高く評価している。

 敵地でのチェルシー戦で三笘は試合序盤から積極的に仕掛け、前半8分にはチェルシーの右サイドバックDFトレボ・チャロバーを抜き去り、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターのシュートチャンスへつなげた。さらに同26分には、相手DF2人を軽々かわしてシュートまで持ち込むなど、試合を通じてインパクトを放った。

 チェルシー戦では自慢のドリブル突破だけでなく、高度なトラップ技術でも観る者を魅了。その最たる2つのプレーシーンを、スポーツチャンネル「SPOTV NOW JAPAN」公式ツイッターが「三笘薫の神業トラップ 素晴らしいテクニック」と紹介した。

 高技術が発揮された1つ目のシーンに取り上げられたのは右サイドのMFソリー・マーチがハーフウェーライン付近から逆サイドへロングボールを送った場面。三笘はボールの落下地点を予測すると右足アウトサイドでピタリと収め、そのまま前進。DFトレボ・チャロバーにボールをカットされたが、まさに一級品と言える技術を垣間見せた。

 元日本代表DF栗原氏は、「完全にフリーならそこまで難しくないかもしれませんけど、相手のプレッシャーが目に入りながらなので、これは難しいと思います」と言及。「(清水エスパルスMF)乾貴士や(徳島ヴォルティスFW)柿谷曜一朗もアウトサイドでのボールコントロールが上手いですよね。三笘も彼らに負けないテクニックだと思います」と称えていた。

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