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ボリビア、異例のミスでW杯予選2戦が没収処分! “被害者”アルゼンチン6位転落でW杯出場に暗雲
出場資格のないパラグアイ出身選手を起用で処分 勝ち点4剥奪と約130万円の罰金
ロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選でボリビア代表が9月1日のペルー戦と6日のチリ戦において、出場資格のないパラグアイ出身選手を起用したとして2試合ともに0-3負けという勝ち点4の剥奪に加え、罰金1万2000スイスフラン(約130万円)という厳罰に処せられた。国際サッカー連盟(FIFA)が発表している。
一方、ボリビアへの厳罰により、W杯出場権のボーダーラインにいるアルゼンチンがまさかの順位転落の憂き目に遭った。
ボリビア代表はこの2試合でパラグアイ首都アスンソン出身のDFネルソン・カブレラを起用。本拠地ペルー戦は2-0で勝利し、敵地チリ戦も0-0ドローに持ち込んでいたものの、パラグアイ出身のカブレラが代表チームの参加登録に正規の手続きを踏んでいなかったことがFIFAの調査で発覚した。FIFAの規定では在住5年間が満ちた選手でなければ登録できないが、カブレラは4年間しか在住していないなかで出場した模様だ。
身長192センチの巨漢DFの登録失敗という異例のミスで勝ち点を剥奪されたボリビアも痛恨だが、最大の被害者となったのはバルセロナFWリオネル・メッシの君臨するアルゼンチン代表だ。
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