ドルトムント香川の去就に海外メディアが注目 「かつての魔法を見ることは稀」とJ復帰案も提唱

今季の不振について言及 「27歳とピークを迎えているはずだが…」

 日本代表MF香川真司はドルトムントでレギュラーに定着できずに苦しい時を過ごしているが、海外メディアも今後の去就について注目しているようだ。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」は、「香川真司はボルシア・ドルトムントを離れ、Jリーグに戻るべきか?」と特集している。

 こうした話題が上った最大の理由として、明らかなパフォーマンス低下が挙げられている。昨季リーグ戦4得点7アシストを記録するなど主力として活躍したものの、今季はいまだリーグ戦でノーゴール。選手層の厚い今季のチームではメンバー外となることさえある。「最近では、もはや自動的にメンバーに選ばれることはなくなった」と今季の不振ぶりをレポートされている。

 何よりもライバルたちの好調が香川をベンチ、時にはスタンドへと押し出す格好になっている。もはや最重要な戦力として見なされていないとの厳しい見方をされており、輝きを取り戻せなければ、チームで居場所を失う可能性があると論じられている。

「27歳、香川はピークを迎えているはずだが、序列の中ではゴンサロ・カストロ、マリオ・ゲッツェ、ラファエル・ゲレイロの後ろにいる。技術的には安定し、ハードワークもしているが、かつてのような魔法を見ることは稀だ。それ故、ホーム(日本)へ戻ることもチャンスとなり得るだろう」

 

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