レアル守護神クルトワ、過密な試合日程に苦言 「CLのフォーマットは良くない」
CLの2戦の間にリーグの試合を挟む過密日程
スペイン1部レアル・マドリードは、現地時間4月15日に行われたラ・リーガ第29節のカディス戦に2-0で勝利した。試合後、レアルの守護神であるベルギー代表GKティボー・クルトワは、この後控えるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のフォーマットに不満を口にした。スペイン紙「ムンドデポルティーボ」が報じている。
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12日の水曜日にCL準々決勝第1戦のチェルシー戦(2-0)を戦ったレアルは、中2日でカディス戦を戦った。そして、18日の火曜日にはCL準々決勝第2戦で再びチェルシーと対戦する。
カディスとの試合を振り返り、クルトワは「僕たちは良い試合をしたと思う。最初のゴールまで、多くのチャンスもあったけれど、(カディスのGK)ダビド・ヒルも良いプレーを見せていた。彼らのシュートがポストを叩く場面もあったが、僕たちは試合をコントロールできていた。僕たちはより多くの点を取ることができたと思うが、火曜の試合に残しておいたと思うことにするよ。集中力と、ゴールを奪うという意欲が少し欠けていたけれど、相手のGKが良かったこともあった」と語った。
カディスとの一戦ではカルロ・アンチェロッティ監督はCL準々決勝第1戦から、6人の選手を変更。ローテーションの必要性をクルトワも強調している。「この水曜と火曜にプレーするCLのフォーマットは良くないね。月曜日、僕たちは移動しなければいけない。監督は全員にフレッシュな状態でいてほしい。全員がプレーしたいと思っているのは、このチームの良いところだ」とコメントしている。
ラ・リーガでは首位のバルセロナに勝ち点差「12」をつけられており、今シーズンのリーグ連覇は絶望的な状況にある。「これだけ差を広げられたのは、僕たちの責任だ。ビジャレアル戦や数試合、勝てる試合で勝てなかった。それでも国王杯の決勝とCLの準々決勝にいるが、(リーグで優勝争いしている)ほかの2チームは、3日ごとに試合をする必要はない」と意地を見せた。