フットサル日本代表、フランスに3失点完封負け 木暮監督、次戦クロアチア戦での必勝誓う

フットサル日本代表FP水谷颯真【写真:Futsal X / 河合 拓】
フットサル日本代表FP水谷颯真【写真:Futsal X / 河合 拓】

FP山中翔斗とFP高橋響が代表デビューを果たす

 モロッコ遠征中のフットサル日本代表は、現地時間4月15日にフットサルフランス代表と対戦した。フランスは、過去に一度もワールドカップ(W杯)に出場したことがなく、欧州選手権に出場したのも一度だけ。しかし近年、急速に力を付けており、この試合でも日本はその強さを示されて0-3と完敗している。

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 4か国国際親善大会という括りではあるが、前日のモロッコ代表戦(2-3)で2度の警告を受けて退場となったキャプテンのFP吉川智貴(名古屋オーシャンズ)も出場が可能だった日本。先発はGK田淵広史(名古屋)、FP逸見勝利ラファエル(ベティス)、FP吉川智貴、FP水谷颯真(名古屋)、FP平田ネトアントニオマサノリとなった。GK黒本ギレルメ(しながわシティ)がFP原田快(バルセロナB)とともにベンチ外となり、GKは田淵のみがメンバー入りした。

 日本は前半4分、右サイドで守備に対応したFP金澤空(名古屋)がFPギリオにサイドで抜かれると、折り返しをFPモハメドに決められて先制点を許す。第1ピリオド9分には、ピヴォを置かないセットの中でGK田淵のキックからFP堤優太(Y.S.C.C.横浜)がGKと1対1になるチャンスを得たがシュートはGKに防がれてしまう。

 その後もFP山中翔斗が代表デビューを果たすなど、日本は多くの選手の組み合わせを試しながら戦った。しかし、思うようにチャンスを作ることはできず、このまま第1ピリオドはフランスの1点リードで終了した。

 第2ピリオドでは、FP高橋響(YS横浜)も帝京長岡高時代のチームメイトだったFP石田健太郎(バルドラール浦安)の出場している時間帯に代表デビューを果たす。追い付きたい日本だったが、第2ピリオド14分に自陣深い位置でFP内村俊太(湘南ベルマーレ)がボールを奪われ、そのままゴールを決められてしまい、リードを広げられた。

 日本も金澤や堤がドリブルで仕掛けようとするものの、フランスは必要な時にファウルも使って、チャンスを作らせない。2点リードしているフランスは、ボールを保持する時間を長くするためにパワープレーを開始する。なかなかシュートまでいけない日本も、残り2分でパワープレーを仕掛けたが、逆にパワープレー返しから失点を許して0-3と完敗を喫した。

 4か国親善大会で最下位となっている日本だが、試合後のショートインタビューで木暮賢一郎監督は、「非常に若い新しいチームで臨んでいますし、結果と中身の両方のバランスをしっかり評価しないといけないと思っている。ただ、3試合目は必ず勝ち、日本に帰りたいと思っています」とコメントした。

 フットサル日本代表は、17日のフットサルクロアチア代表と対戦し、今回のモロッコ遠征を終える予定となっている。

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